『復活‐恋が終わり、愛が残った‐』

宝塚歌劇団花組の『復活‐恋が終わり、愛が残った‐』を観劇した。


原作は、19世紀末に書かれたロシアの文豪トルストイの『復活』。

復活(上) (新潮文庫)

復活(上) (新潮文庫)


ロシア文学は、中学生の時に夏休みの課題図書でドストエフスキーの『罪と罰』を読み、書いた感想文は国語の先生から生まれて初めてお褒めのコメントをいただいた。
必ずしも、楽しんで読んで好きになった作品の感想文が高評価なわけではないのだということを学んだ作品になった。

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈上〉 (新潮文庫)

罪と罰〈下〉 (新潮文庫)

罪と罰〈下〉 (新潮文庫)


それ以来ロシア文学からは遠ざかっていたが、今回、第1幕で『復活』を観て、幕間に劇場のショップで原作を購入した。
・・・原作はどうなっているのだろうと興味が湧いたから。
そんな私を見透かしたかのように、宝塚のファン会からいただいた観劇記念のお土産は、「ブックカバー」。
さっそく『復活 上巻』を設置した。

一緒に観劇した学生が、第2幕は『復活』の続きだと思っていたのに全く別のレヴューが始まった、と驚いていた。
私も宝塚観劇生活の初期に同じ花組の『愛と死のアラビア』で同じ驚きを感じたことを懐かしく思い出した。
第2幕の『カノン』は、私の中での宝塚のイメージそのままの作品で、大好きなレヴュー。
宝塚のDVDに関しては、欲しいだけ購入していたら際限がなくなってしまうので、第1幕・第2幕ともに大好きになった公演のみ購入するとの掟を自らに課している。
この公演のDVDは購入決定!