「ミシンでお仕事プロジェクト」

宝塚歌劇団宙組トップスター☆和央ようかさんのコンサート『YOKA WAO LIVE TOUR 2012〜HISTORY〜』に行ってきた。


私が宝塚にはまったきっかけが、和央さんの退団公演『NEVER SAY GOODBYE』。
宝塚本体にはまってきたけれど、近頃はOG公演も観に行くようになって、こちらも楽しい♪


コンサートは、和央さんのオリジナルアルバム『WAO 1st』の曲を中心に、宝塚時代の曲、退団してからの舞台の曲など盛りだくさんで大満足だった♪
プロフィールを見ると和央さんは私と同年代!そのせいか(?)、オリジナル曲がしっくりと入ってきた。
ミュージカル『シカゴ』は、他のOG公演でダンスを観て興味津々になっていたところだったので、いっそう『シカゴ』を観たくなった。
リリー・マルレーン」にはつい目頭が熱くなってしまい、秋に和央さん主演で再演されるというミュージカル『ディートリッヒ』を観に行こうかと・・・術に嵌ってしまったか?
宝塚の『ファントム』は、春野寿美礼さんのをDVDで観て大好きになった作品で、蘭寿とむさんのは劇場で観ることができた♪でも、宝塚ファンの先輩方によると、『ファントム』が好きなら初演の和央さんのを観ないと!とのことなので宝塚の劇場のショップにDVDを探しに行くも、絶版・・・。今回、和央さんのエリックを観られただけでなく、鈴木綜馬さんとの父子のデュエットも観ることができて、うれしかった♪


ところで、会場では、「南三陸ミシン工房」http://wallpaper.fumbaro.org/machineの商品が販売されていた。
一目ぼれした布バッグを購入。

これは、「ミシンでお仕事プロジェクト」という東北支援の活動で、
  ミシンや裁縫セットを届ける⇒物資支援
  ミシンの講習会を開催する⇒人材育成支援
  ミシンを仕事につなげる⇒自立支援
という総合支援プロジェクトなのだそう。
そういえば、被災地在住の卒業生が昨年末頃に「『餌を与えないで下さい』な状態です・・・。『餌を獲る手段を下さい』ですよ。」と嘆いていたのを思い出した。支援物資や支援金で生活はできるために復興への意欲が湧かない人々もいて、復興のためにがんばっている彼には地域の雰囲気が澱んでしまっているように感じられて・・・、辛そうだった。


ここで作られた商品のブランド名が「南三陸ミシン工房」。
バッグにかわいらしいタグが縫い付けてある。

このバッグを製作したのは漁師さんのお嫁さんで、とっても明るい方なのだそうである。
ますますこのバッグが気に入ってしまった♪
和央さんのファンクラブもこのプロジェクトに協力していて、布を送ったりしているそうである。
このバッグは、カーテン生地の輸入業者さんから寄付されたカーテン生地から作られた贅沢なもの♪とのこと。
・・・翻って考えるに、普段、どこの誰が、何から作ったのかわからない物に囲まれて生活しているのだな、と少し悲しくなった。