MY釣竿の悲劇

午後の放流後、順調に釣れていた。餌を奥まで飲み込むことも少なくなって、「腕が上がったのか?」は勘違いで、やっぱりMY釣竿の威力。「ほら、また釣れた!」と思った次の瞬間、ガクッとなった。MY釣竿は、カーボン製の延べ竿、330cm、色はピンクがかった(釣り場で気がついた)シルバー。手元から二つ目のところが折れた。とりあえずニジマスをはずして、「片付けて、ルアー隊の見学にでも行こう(T-T)」と思いながら魚籠に入れてMY釣竿を見ると、何事もなかったように真直ぐ伸びてる。試しにブドウムシを付けて垂らしても大丈夫だったので、釣れたときだけ折れたところよりも先に持ち替えて、釣りを続行。釣れる毎にガクッとなるのに慣れた頃、換えの針が最後になった。「これが切られたら、片付けて、ルアー隊の見学にでも行こう(T-T)」と思っていて釣れたニジマスの口の中の様子がおかしい。ブドウムシがあふれてる。切られた針が戻ってきた。というわけで、MY釣竿は、折れてもなお終了時刻まで酷使されてしまった。